こんな症状でお困りでないですか?
・歩き始めると痛くなる
・膝に鈍い痛みを感じる
・膝が腫れて熱感がある
・正座や階段の上り下りがつらい
・変形してるような感じがする
こんな症状に当てはまったあなたは、
もしかしたら
「変形性膝関節症」
かもしれません。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が擦り減ってしまうことによって、痛みが生じる病気です。
この軟骨が磨り減ってしまう原因としては、加齢や筋肉量の低下などが挙げられます。
そして、最終的に骨と骨の隙間がなくなってしまうと、骨棘といって関節の端にトゲができたり、骨自体が変形してしまいます。
段階別の症状
変形性膝関節症は、いきなりなるものではありません。
少しずつ時間をかけて進行して、徐々に症状が重くなってしまいます。
そのため、気づいた時にはもう痛くて歩けないなんていうこともあります。
なので、我慢しすぎて今の状態がひどくならないためにも、今の段階がどんな状況なのかを理解することが大切です。
実は変形性膝関節症は
痛みと関係ない?
ここまで「変形性膝関節症とは何か?」「進行するとどんな症状が出るのか」ということをお伝えしていきました。
しかし、
一つお伝えしておきたいことが、
「変形」=「痛み」
では無いということです。
もっと言ってしまうと、変形性膝関節症は病院に行ったら言われる「病名」であって、痛みやしびれを出している本当の「原因」ではないのです。
どういうことかと言うと、骨が変形したからといって、必ず痛みが出る訳ではありません。
というのも、骨自体は痛みを感じません。
じゃあ、骨折したら
激痛なのはなぜか?
それは骨の周りにある「骨膜」というのが傷ついているからです。
それと同様に、軟骨にも痛覚がないので、痛みを感じません。
つまり、
「変形しているから膝が痛い」
「軟骨が擦り減っているから膝が痛い」
というのは、
膝の痛みの原因とは関係ないのです。
なので、
膝の痛みを取っていくためには、
膝を痛くしている原因に対して
アプローチをしていくことが大切になります。
そして、その原因は
大きく分けて3つあります。
それが
「筋肉の硬さ」
「筋力の低下」
「関節の硬さ」
です。
では、実際に膝に痛みが出る原因について一つずつ解説していきます。
膝の痛みの原因①
筋肉の硬さ
まず1つ目は、筋肉の硬さです。
これは、膝周りの筋肉が硬くなることによって、膝に痛みが出るものです。
膝というのは、大腿四頭筋(太ももの前)・ハムストリング(もも裏)・内転筋(内側の筋肉)・外転筋(外側の筋肉)・ふくらはぎといったように、さまざまな筋肉が集まってきます。
例えば、縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉がまとまって付着している鵞足に負担がかかり続けると、「鵞足炎」を起こして痛みを出してしまいます。
また、股関節〜膝に付いている大腿四頭筋が硬くなると、伸び縮みがスムーズにいかなくなり、付着している「膝のお皿付近」に痛みを出してしまいます。
つまり、筋肉に硬さがあると、体重をかけたり、曲げ伸ばしをした際に痛みが出やすくなるのです。
膝の痛みの原因②
筋力の低下
2つ目は、筋力の低下によるものです。
先程は、筋肉の硬さによって痛みが出るとお伝えしました。
これは筋力が低下することにより、筋力のバランスが崩れて、痛みが出てしまうといったものです。
例えば、膝を曲げると内側が痛いといった場合、内側の筋肉が弱くて、外側の筋肉が強くなってしまうことで、内側に負担がかかり痛みが出やすくなってしまいます。
同様に、ももの前の筋肉が強くて、後ろの筋肉が弱いと、筋力バランスが崩れて膝に負担がかかります。
このように、筋力バランスが崩れることによって、膝に痛みが出やすくなるのです。
膝の痛みの原因③
関節の硬さ
3つ目は、関節の動きが悪いということです。
これは、関節の動きが悪いことによって、膝に負担がかかって痛みが出てしまうものです。
そして、この場合は膝に問題があるのではなく、股関節や足関節に問題がある場合が多くあります。
例えば、股関節というのは「曲げる」「開く」というように、いろんな角度に動かすことができる関節です。
一方の膝関節は「曲げる」という一つの動きしかできない関節のため、股関節の動きが悪くなってしまうことで、その動きをカバーするために膝に負担がかかったりします。
それにより痛みが出るのです。
そのため、膝に負担をかけないためにも、股関節や足関節の動きはよくさせておく必要があります。
つまり、
膝の痛みの原因は、
筋肉の柔軟性の低下
筋力の低下
関節の可動域の低下
が大きく関係しているのです。
ですので、
あなたの膝の痛みを改善するには
これらの筋肉や関節の問題を
取り除かなければなりません。
変形性膝関節症の痛みを
改善する方法
変形性膝関節症の治療法①
筋肉の硬さへのアプローチ
まず1つ目は、筋肉の硬さへのアプローチです。
これは硬くなってしまった筋肉をほぐすことで、筋肉の伸び縮みをスムーズにさせるための治療です。
例えば、膝の内側が痛い場合、内転筋と外転筋の硬さに違いがあることで痛みが出やすくなります。
また、太ももの前の筋肉である大腿四頭筋が硬くなっていると、膝のお皿の周りに痛みが出やすくなります。
そのため、内転筋や大腿四頭筋など、硬くなっている筋肉に対してマッサージやストレッチをして筋肉に柔軟性を与えることが大切です。
そして、それぞれの筋肉の硬さが取れてくることで、膝の内側の痛みや膝の曲げ伸ばしをスムーズにさせ、痛みを取るために必要な治療となります。
変形性膝関節症の治療法②
筋力へのアプローチ
2つ目は、筋力に対してのアプローチです。
これは、シンプルに弱くなってしまった筋肉を鍛えていくものです。
もう少し詳しくお伝えすると、内側の筋力が低下していたら、内転筋のトレーニングをして内転筋を鍛えたり、ハムストリング(もも裏)の筋力が低下していたら、ハムストリングを鍛えるということが、この治療にあたります。
ただ、「そんな鍛えることが治療になるのか?」と思うかもしれません。
ですが、人間の体はバランスが大事なので、弱くなってしまっている筋肉に関しては、しっかりと鍛えて、前後・左右、内外の筋力バランスを整えていく必要があります。
それにより、膝に負担がかかりにくくなり、痛みも取れてくるのです。
つまり、弱くなっている筋肉に対しては鍛えていくということが、膝を良くしていくためには、大事な治療となります。
変形性膝関節症の治療法③
筋力低下へのアプローチ
3つ目は、関節に対してのアプローチです。
この関節に対してのアプローチは、「膝」ではなく、股関節や足関節といった、動きに問題のある関節に対しての治療になります。
例えば、股関節は「曲げる」「開く」など、ぐるぐるといろんな角度に動く「球関節」です。
一方の膝関節というのは「曲げる」という1つの動きしかできない「一軸性関節」です。
つまり、股関節の動きが悪くなってしまうと、その動きをカバーするために、膝関節に捻りなどの無理な負担がかかってしまいます。
そのため、股関節に原因がある場合は、関節の動きをよくさせるための矯正を行い、動きを正常にしてあげるという治療が必要になります。
これら3つの治療を行い
膝の痛みの
原因を取り除くことで
あなたの抱えている
変形性膝関節症の痛みを
改善することが出来ます!
しかし、
実際に自分の体が
「どの状態になっているのか?」
という原因をしっかりと見つけないと、
適切な変形性膝関節症治療に進むことができません。
そのためには
「問診」「検査」
が必要になります!
この検査と問診を行うことで、
あなたの変形性膝関節症
の原因が分かり、
適切な治療に進むことができます。
そして、
この本当の痛みの原因を見つけ出す
プロが「ゆげ接骨院」です。
4月20日(土)まで限定