こんな症状でお困りでないですか?
・膝のお皿の下が痛い
・膝のお皿の下が腫れて熱感がある
・膝が痛くて最後まで曲げられない
・階段の上り下りがつらい
こんな症状に当てはまったあなたは、
もしかしたら
「ジャンパー膝」
かもしれません。
ジャンパーとは?
ジャンパー膝とは、正式には「膝蓋腱炎」と呼ばれ、スポーツや運動をやりすぎることで、膝のお皿の下に痛みが発症する疾患です。
特に、バスケットボールやバレーボールといった、ジャンプが多いスポーツをすることで起こるので「ジャンパー膝」と呼ばれています。
そして、10代~30代の男性に現れやすいという特徴があります。
また、痛いのに使っていると症状が徐々に進行して、痛みがひどくなってしまいます。
ジャンパー膝の
段階別の症状
このようにジャンパー膝は放置しておくと徐々に悪い状態へと繋がってしまいます。
そして、最終的には歩けない、立ち上がれないなど日常生活にも支障をきたすようになってしまのです。
ですので、このような悪化を防ぐためにも、今の状態から悪化させないためにもしっかりと痛みが出ている原因を見つけ出して改善していく必要があるのです!
ジャンパー膝は
なぜ起こるのか?
では、一体なぜジャンパー膝は起こるのでしょうか?
ここからはその詳しい原因について紹介していきます。
ジャンパー膝の原因①
筋肉の硬さ
まず1つ目は、筋肉の硬さです。
これは、ももの前の筋肉である「大腿四頭筋」が硬くなることによって起こるものです。
もう少し詳しくお伝えすると、大腿四頭筋は股関節からはじまり、膝のお皿(膝蓋骨)で「膝蓋腱」となって脛骨粗面に付着します。
そして、バスケットやバレーボールなど、ジャンプする動きを繰り返し行っていると、膝蓋腱に負担がかかり、その状態が続いてしまうと、膝蓋腱に炎症が起きて、痛みが出てきます。
つまり、シンプルに言うと、大腿四頭筋が硬くなることにより、ジャンパー膝になってしまうものです。
ジャンパー膝の原因②
筋力の低下
2つ目は、筋力の低下によるものです。
これは、筋肉のバランスが崩れることによって負担がかかり、痛みが出るものです。
ジャンパー膝になる場合、大腿四頭筋が強くて、反対にあるハムストリング(もも裏)が弱い傾向にあります。
すると、前後の筋力バランスが悪くなり、常に大腿四頭筋に負担がかかりやすくなってしまいます。
それが、大腿四頭筋の硬さに繋がり、ジャンパー膝へと繋がっていってしまうのです。
ジャンパー膝の原因③
使い方
3つ目は、使い方によるものです。
これは、使い方が悪くなることによって、筋肉に負担がかかって痛みが出るものです。
例えば、バレーボールのように垂直に高くジャンプしたい場合、直立した姿勢から膝を勢いよく曲げて、素早く切り返して飛ぶことで、普通より高く飛ぶことができます。
そして、この時に膝がつま先より前に出てしまっていると、膝蓋腱に負担がかかってしまい、膝を痛める可能性があります。
また、ジャンプして着地をする際にも、衝撃を吸収しないと膝に負担がかかるので、ジャンプする一連の使い方を確認することが大切です。
つまり、
膝の痛みの原因は、
筋肉の柔軟性の低下
筋力の低下
体の使い方
が大きく関係しているのです。
ですので、
あなたの膝の痛みを改善するには
これらの筋肉や関節の問題を
取り除かなければなりません。
ジャンパー膝の痛みを
改善する方法
ジャンパー膝の治療法①
筋肉の硬さへのアプローチ
まず1つ目は、筋肉の硬さへのアプローチです。
これは硬くなってしまった筋肉をほぐすことで、筋肉の伸び縮みをスムーズにさせるための治療です。
ジャンパー膝の場合は、大腿四頭筋が硬くなることで炎症が起こるので、この大腿四頭筋をほぐすことが、治療になります。
それには、硬くなっている筋肉に対して「マッサージ」や「ストレッチ」をして、筋肉に柔軟性を与えることが大切です。
そして、この硬さが取れてくることで、膝のお皿の下にある痛みが取れるようになってきます。
ジャンパー膝の治療法②
筋力へのアプローチ
2つ目は、筋力に対してのアプローチです。
これは、シンプルに弱くなってしまった筋肉を鍛えていくものです。
もう少し詳しくお伝えすると、大腿四頭筋に比べて、ハムストリング(もも裏)の筋力が低下していたら、ハムストリングを鍛えるということが、この治療にあたります。
ただ、「そんな鍛えることが治療になるのか?」と思うかもしれません。
ですが、人間の体はバランスが大事なので、弱くなってしまっている筋肉に関しては、しっかりと鍛えて、前後・左右、内外の筋力バランスを整えていく必要があります。
それにより、膝に負担がかかりにくくなり、痛みも取れてくるのです。
つまり、弱くなっている筋肉に対しては鍛えていくということが、ジャンパー膝を良くしていくためには、大事な治療となります。
ジャンパー膝の治療法③
使い方へのアプローチ
3つ目は、使い方へのアプローチです。
これは使い方を良くすることで、膝にかかる負担を軽減させるための治療です。
例えば、先程お伝えしたジャンプの動きでは、
・ジャンプをする際に膝が前に出ないようにする
・ジャンプをする際にお尻を上手く使えるようにする
・着地する際に衝撃を和らげる
といったことの意識が必要です。
そして、これらの動きを一つ一つ直していくことが、ジャンパー膝を良くしていくことには大切な治療となります。
これら3つの治療を行い
膝の痛みの
原因を取り除くことで
あなたの抱えている
ジャンパー膝の痛みを
改善することが出来ます!
しかし、
実際に自分の体が
「どの状態になっているのか?」
という原因をしっかりと見つけないと、
適切なジャンパー膝の治療に進むことができません。
そのためには
「問診」「検査」
が必要になります!
この検査と問診を行うことで、
あなたのジャンパー膝
の原因が分かり、
適切な治療に進むことができます。
そして、
この本当の痛みの原因を見つけ出す
プロが「ゆげ接骨院」です。
4月20日(土)まで限定