その要因がこちらです。
・腰椎椎間板ヘルニア ・脊柱管狭窄症 ・坐骨神経痛 ・腰部椎間関節症 |
例えば、腰痛椎間板ヘルニアは、加齢や喫煙、悪い姿勢での作業を継続的に行う人に多く見られます。
それにより、背骨と背骨の間のクッションである椎間板の一部が飛び出して、神経を圧迫することによって腰に痛みが出てきます。
また、脊柱管狭窄症は加齢により背骨が変形したり、脊柱管の中にある靭帯が厚くなることで、脊柱管の中を通る神経が圧迫され、腰に痛みが出てきます。
ただ、これらの痛みの要因というのは、
あくまで病院に行ったら言われる
「病名」であり、「原因」ではありません。
では、あなたの歩くと痛い腰の
痛みの原因はなんでしょうか?
腰の痛みの原因①
筋肉の硬さ
まず1つ目は、筋肉の硬さによるものです。
これは腰だけでなく、股関節周りやお尻の筋肉が硬くなることで、歩いた時に腰に痛みが出るものです。
そもそも筋肉は、ゴムのように伸びたり縮んだりすることができます。
しかし、日々の生活で筋肉に負担がかかりすぎると、次第に硬くなり、伸び縮みがスムーズにいかなくなります。
そして、特に股関節前側の筋肉が硬くなることで、股関節を伸ばせなくなり、腰への負担が少ない正しいフォームで歩くことができません。
すると、それに伴い、歩く時に腰に痛みが出やすくなります。
腰の痛みの原因②
関節の硬さ
2つ目は、関節の硬さによるものです。
これは、腰と脚をつなぐ股関節の動きが悪くなってしまうことによって、痛みが出やすくなる状態です。
もう少し詳しくお伝えすると、腰というのは股関節と連動して動きます。
それにより
「スムーズに歩く」
「椅子から立ち上がる」
といった動きができるようになります。
しかし、この股関節の動きが悪くなってしまうと、それらの動きがスムーズにいきません。
すると、股関節の動きをカバーするために、腰に負担がかかってしまい、歩く際に腰に痛みがでます。
腰の痛みの原因③
筋力の低下
3つ目は、筋力の低下によるものです。
これは、大腿四頭筋(太もも前)が強くなって、大殿筋やハムストリングといった、お尻やもも裏の筋肉が弱くなることで起こるものです。
1度思い出していただきたいのですが、私たちは普段何気なく生活している中で、体の前で作業することが圧倒的に多く、体の後ろで作業することってほとんどないと思います。
それにより、体の前側の筋肉ばかり使うことで前側の筋肉が硬くなり、後ろ側の筋肉が使えていないために、後ろ側の筋肉が弱くなってしまいます。
つまり、太ももの前が強くなって、お尻やもも裏の筋肉が弱くなってしまうのです。
そして、この筋肉のバランスが悪くなることで姿勢が悪くなり、腰に負担がかかって、歩く時に腰が痛くなってしまいます。
あなたの腰から足にかけてに、今「痛み」や「違和感」があるという状態は、何らかの問題を抱えています。
もし、その症状をほったらかしにしておくと、どんどんひどくなってしまう可能性があります。
症状の段階としては以下の内容です。
このように、はじめは「違和感」や「動けるけど痛い」程度です。
この時、多くの人がそのまま放っておいたり、
中には病院や接骨院で電気治療を受けたり、
コルセットやサポーターなどをして、
ひどくなるのを防ごうとします。
ですが、残念ながらそれらの処置では、症状の悪化を防ぐことが出来ても、治すことはできません。
それは、電気治療やコルセット・サポーターは、あくまでその場の痛みを何とかする
「対症療法」であり、症状が改善に働くものではないからです。
仮に痛みが取れたとしても、
それは「痛みが取れた」=「治った」
ではありません。
反対に、これらの対症療法に
頼っていると、
かえってひどくなる場合もあります。
例えば、腰にコルセットをすると、腰の固定は出来ますが、固定を続けていることで、腰周りの筋力低下に繋がります。
なので、コルセットに頼りすぎるというのは、あまり良くありません。
さらに「痛み止め」を処方されて飲んだりすることで、その場の痛みは軽減するかもしれません。
しかし、痛みがないだけで腰の状態が変わっているわけではないので、さらに悪化させてしまう危険性が高くなります。
つまり、これらの対症療法ばかりに頼っていては、根本的な原因が残っているので、一時的に痛みが取れても、痛みが繰り返し出やすくなってしまうのです。
そして、そうしてるうちに症状が進行し「動けない」「しびれがでる」という状態になり、その悪い状態が長く続くほど、もう元の体には戻れなくなってしまいます。
そのため、できるだけ早い段階で悪化を食い止めて、適切な治療をしていくことが大切になります。
あなたの腰から足にかけての痛みを良くしていくには、痛みを出している「根本的な原因」を見つけることが大切になります。
しかし、多くの治療院が、その根本的な原因を見つけられないでいます。
仮に「原因が見つかりました」と言われても、それは的を得た原因ではない可能性があります。
では、なぜそう言えるのでしょうか?
それは「検査」や「問診」が不十分だからです。
例えば、病院に行けば、レントゲンやMRIを撮って画像をもとに原因を特定しようとします。
ただ、レントゲンを撮ることで、骨に異常がないことというは分かりますが、「筋肉」や「関節」の動きの状態までは分かりません。
同様に、接骨院や整体で「痛みを出す動き」の検査をしても、これだけでは情報が少なすぎて、痛みの根本的な原因を見つけ出すことができません。
つまり、画像診断や痛みを出す動きの検査だけでは、根本的な原因は分からないのです。
さらに言ってしまうと、検査と「問診」を組み合わせないと、痛みが出てしまった原因を特定することはできません。
なぜなら、この問診を行うことで、原因の9割を特定できるからです。
そして、この問診も、多くの治療院が自分の院でできる治療に当てはめるために「姿勢が悪い」「骨盤が悪い」「内臓が悪い」など、結論に繋がるような問診をします。
ですが、大切なことは、問診を通じてあなた自身が気づいていない、潜在的な体の問題を見つけ、さらに検査も組み合わせて浮かび上がってきた問題点を治療に繋げることです。
そのため、当院は「問診」や「検査」に時間をかけ、導き出した問題に対してあなたに治療を提案します。
3月30日(土)まで限定