【交通事故】車の傷は少しでも「むちうち」になる?

「コツンとぶつかっただけだから大丈夫」
は大きな間違い!

信号待ちをしている時、後ろの車から「ドンッ」ではなく「コツン…」と軽く追突された。

車を降りてバンパーを確認すると、ほんの少し傷がついているか、ナンバープレートが少し曲がった程度。
相手も平謝りで、「軽い事故で済んで良かったですね」とその場はお互い納得して別れた。

「車もほとんど無傷だし、大した事故じゃないから病院に行く必要はないな」 そう思っていつも通り仕事に向かったものの、数日後、なんだか首から肩にかけて重だるいような、ズキズキとした痛みが現れた……。

「こんなに軽い事故で首が痛くなるなんて、自分の気のせいかな?」
「大げさだと思われそうで、病院に行きづらい」

ゆげ接骨院には、このような「軽い事故」に遭われた患者様が、申し訳なさそうにご相談に来られることがよくあります。

結論から言いますと、あなたのその痛みは決して気のせいではありません。
たとえ車が無傷の「軽い追突事故」であっても、むちうち(頚椎捻挫)になる可能性は非常に高いのです。

今回は、なぜ軽い事故でも身体に深刻なダメージが及ぶのか、その物理的な理由と注意点について解説します。

目次

車が壊れない=人間が衝撃を吸収している!?
恐怖の物理法則

「車が壊れるほどの大事故ならともかく、バンパーに傷がついただけの事故で人間が怪我をするはずがない」 一見すると正しいように思えるこの考え方には、実は大きな落とし穴があります。

現代の自動車は、非常に頑丈に作られています。
特にバンパー周辺は、ある程度の衝撃を跳ね返すように設計されています。 車がグシャッと大きく潰れるような大事故の場合、車体が壊れる(潰れる)ことで衝撃のエネルギーを吸収・分散してくれます。

しかし、車が壊れない程度の「軽い追突事故」の場合、その衝撃エネルギーはどこへ行くのでしょうか?

行き場を失った衝撃は、車体をそのまま伝わり、シートを通して乗っている「人間の身体」へとダイレクトに突き抜けていくのです。

車は無傷でも、中に乗っている人間はすべての衝撃を吸収させられている。これが「軽い事故なのに首が痛い」という現象の物理的なカラクリです。

「無防備な状態」での追突が、首の筋肉を破壊する

軽い追突事故でむちうちになりやすいもう一つの理由が、「無防備な状態(不意打ち)」であることです。

例えば、遊園地のジェットコースターに乗る時、私たちは「これから激しく揺れるぞ」と身構え、首や身体の筋肉にグッと力を入れますよね。

筋肉が緊張して準備をしている状態であれば、ある程度の衝撃には耐えることができます。

しかし、信号待ちなどでの追突事故は、100%「不意打ち」です。

スマホで音楽を変えようとしていたり、助手席の荷物を取ろうとしていたり、完全にリラックスして首の筋肉が緩んでいる状態のところに、突然「ドンッ」と衝撃が加わります。

時速10km程度の徐行スピードの追突であっても、不意打ちで頭(約5〜6kg)が前後に激しく揺さぶられれば、無防備な首の筋肉や靭帯は簡単に限界を超えて引き伸ばされ、ブチブチと微細な断裂を起こしてしまいます。

軽い事故だからこそ怖い
「症状のタイムラグ」

軽い事故の場合、事故直後には「痛い」と感じないことがほとんどです。

「びっくりしたけど、怪我はなくてよかった」と安心しきってしまいますが、数日〜1週間ほど経ってから、じわじわと以下のような症状が出始めます。

  • 首や肩の重だるさ、こわばり
  • 後頭部から首にかけての鈍い頭痛
  • 背中や肩甲骨の間の痛み
  • 軽いめまいや吐き気

事故の規模が小さかった分、「まさかあの時のコツンとした事故のせいだ」とは結びつきにくく、「ただの寝違えかな」「仕事でパソコンを使いすぎたからかな」と勘違いして放置してしまう方が非常に多いのです。

保険会社から「軽い事故だから怪我はないはず」と言われたら?

軽い事故の場合、相手方の保険会社から「車の修理見積もりを見ましたが、これほど軽い損傷でむちうちになるはずがありません。治療費の支払いは認められません」と疑われ、通院を渋られるトラブルが発生することがあります。

しかし、これまでご説明した通り、「車の損傷の度合い」と「身体のダメージ」は必ずしも比例しません。

このような心無い言葉を言われても、「気のせいだと言われたらどうしよう」と泣き寝入りする必要はありません。

少しでも痛みがあるなら、毅然とした態度で「実際に痛みがあり、日常生活に支障が出ている」と伝え、早期に医療機関(整形外科)を受診して診断書をもらうことが重要です。

痛みを我慢すると、将来「原因不明の頭痛・肩こり」に…

「痛いといっても我慢できるレベルだし、相手に迷惑をかけるのも悪いから…」と、自分の身体からのSOSを無視して治療を受けないのは、最も危険な選択です。

引き裂かれた筋肉の微細な傷をそのまま放置すると、筋肉は硬いしこりのように固まってしまい、血流が悪化します

その結果、数ヶ月、数年経ってから「慢性的な肩こり」「天気が悪い日の偏頭痛」「首が回りにくい」といった原因不明の症状(後遺症)に一生悩まされることになりかねません。

自賠責保険が適用されれば、窓口負担0円で治療が受けられます。

軽い事故だからといって、あなた自身の健康を犠牲にする理由はどこにもありません。

ゆげ接骨院は「目に見えない痛み」に徹底的に寄り添います

「こんな軽い症状で接骨院に行ってもいいのかな?」と迷っているなら、ぜひゆげ接骨院にご相談ください。

当院では、「事故の規模」ではなく「患者様が今感じている痛み」を最優先に考えます。

レントゲンには写らないような深層部の筋肉の硬直や、微細な骨格のズレを「検査」で丁寧に見つけ出し、患者様一人ひとりの状態に合わせた優しい手技療法と運動療法で、根本から痛みを取り除いていきます。

また、保険会社とのやり取りで「軽い事故だから」と難色を示された場合の対応や、通院に関するアドバイスも無料で行っております。

まとめ:事故の大きさと痛みの強さは比例しない。まずはご相談を

交通事故において、「軽い事故だから痛くないはず」という思い込みは捨ててください。

  • 車が壊れない分、身体が衝撃を吸収している
  • 不意打ちの衝撃は、低速でも首の筋肉を破壊する
  • 痛みを我慢すると、一生モノの後遺症になるリスクがある

「気のせいかもしれないけれど、なんだか首が重い」 その違和感は、身体からのSOSです。

鶴ヶ峰エリアで交通事故に遭われ、少しでも不安を感じている方は、我慢せずにゆげ接骨院までお気軽にご連絡ください。あなたの「目に見えない痛み」を私たちがしっかりと受け止めます。

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この記事を書いた人

旭区鶴ヶ峰のゆげ接骨院の院長の宮崎です。
国家資格である「柔道整復師」の資格を持ち、 
 業界歴20年の経験に基づいて
 交通事故についての情報を配信していきます。

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