事故から数日後、
首以外の場所も痛くなってきたら?
交通事故に遭った当日、救急搬送されたり、ご自身で慌てて整形外科(病院)に駆け込んだりした際、医師から「どこが痛いですか?」と聞かれて、一番痛みの強い「首」だけを伝えてレントゲンを撮ってもらった。
しかし、事故から2〜3日経って少し落ち着いてきた頃。 「あれ?首だけじゃなくて、腰も重だるいし、肩から腕にかけてもしびれるような痛みがあるぞ…」 と、後から別の場所の痛みに気づくことは、交通事故のむちうちでは「ごく当たり前のこと」です。
事故直後はパニック状態でアドレナリンが出ているため、一番痛い場所以外のダメージを感じにくくなっています。 しかし、ここで「まあ、次に病院に行った時についでに湿布をもらえばいいや」「首の治療のついでに、接骨院で腰も揉んでもらおう」と軽く考えて放置してしまうと、後々取り返しのつかない大トラブルに巻き込まれてしまいます。
今回は、被害者が絶対に知っておくべき「診断書の部位漏れ」の恐ろしい罠と、そのタイムリミットについて解説します。
結論:診断書に書いていない部位は「事故と無関係」にされます!

結論から申し上げますと、整形外科の医師に書いてもらった【診断書】に記載されていない部位(例えば「頚椎捻挫」としか書かれておらず「腰椎捻挫」が抜けている場合)の治療費は、相手の保険会社から1円も支払われません。
接骨院に通って「首のついでに腰も治療してください」とお願いされても、診断書に腰の怪我が記載されていなければ、私たちは交通事故の保険(自賠責保険)を使って腰の治療をすることが法律上できないのです。
もし無理に腰の治療を受けようとすれば、その部位の治療費はすべて【全額あなたの自腹】になってしまいます。
なぜ「診断書の記載」がそこまで重要なのか?

「事故に遭ったんだから、全身どこが痛くても全部事故のせいでしょ?なんで紙に書いてないとダメなの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、相手の保険会社はあなたの身体を直接見ているわけではなく、「医師が発行した公的な書類(診断書)」という客観的な証拠だけをベースにして、治療費や慰謝料の支払い手続きを進めます。 保険会社にとって、診断書に書かれていることこそが【絶対の事実】なのです。
そのため、診断書に「首」しか書かれていなければ、保険会社は「この被害者は首しか怪我をしていない」と判断します。 後から「実は腰も痛かったんです」と口頭で主張しても、「事故の怪我の記録がないのだから、日常生活や仕事で勝手に腰を痛めただけですよね?」と突っぱねられ、事故との【因果関係】を完全に否定されてしまうのです。
タイムリミットは事故から「1週間以内」!すぐに追加診断を

「じゃあ、次回の診察の時に『腰も痛いから追加で書いてください』ってお願いすればいいんだよね?」
ここにもう一つの大きな罠が存在します。部位の追加には、非常に厳しい「暗黙のタイムリミット」があるのです。 それは、「事故発生から遅くとも1週間〜10日以内」です。
事故から2週間、3週間と日数が経過してから「やっぱり肩も痛いです」と医師に伝えても、医師は「事故からそんなに経ってから痛くなったのなら、事故が原因だとは医学的に証明できない」として、診断書の追加を拒否するケースが非常に多いのです。 医師が追加の診断書を書いてくれなければ、保険会社も絶対に治療費を認めてくれません。
少しでも首以外の場所(腰、背中、肩、手首、膝など)に違和感を感じたら、「そのうち治るだろう」「言い出しにくい」と遠慮せず、1日も早く(できれば事故から1週間以内に)再び整形外科を受診し、痛い部位をすべて伝えて【追加の診断書】を発行してもらわなければなりません。
医師への上手な伝え方:「遠慮」は一生の痛みに変わります

日本人は真面目で遠慮がちな方が多いため、忙しそうにしている医師を前にすると、「こんな軽い違和感くらいで『ここも痛い』って言ったら、大げさだと思われて嫌な顔をされるんじゃないか…」と萎縮してしまいがちです。
しかし、その「遠慮」は、あなたの一生を苦しめる痛みに変わります。 医師に対しては、遠慮することなく「事故の翌日から、首だけでなく腰や背中にも強い違和感と痛みが出てきました。事故の後遺症が不安なので、必ずこれらの部位も診察して、診断書に追記をお願いします」と、明確に、そして漏れなく伝えてください。
後から後悔しないためには、受診する前にスマホのメモ帳などに「今痛い場所、違和感のある場所」を頭の先から足の先まで箇条書きにしておき、診察室でそれを見ながら伝えるのが最も確実な方法です。
ゆげ接骨院が「痛みの全体像」をヒアリングし、病院受診をサポートします

「自分ではどこが痛いのか、うまく説明できる自信がない」
「事故のショックで、痛い場所がはっきりと分からない」
そんな時こそ、鶴ヶ峰の「ゆげ接骨院」を頼ってください。
当院に初めてお越しいただいた際、私たちはただ「痛いと言われた場所」だけを漫然と揉むようなことは絶対にしません。 国家資格を持つプロの施術者が、触診(手で触れる検査)や丁寧なカウンセリングを行い、「患者様ご自身もまだ自覚していない、隠れた筋肉や関節のダメージ」を全身くまなく探し出します。
そして、「〇〇さん、首だけでなく腰回りの筋肉もかなり強張って炎症を起こしていますよ。次回の整形外科の受診時に、必ず『腰も痛い』と先生に伝えてくださいね」と、的確なアドバイスを行います。
必要であれば、医師宛に当院での所見(筋肉や関節の状態)をまとめた紹介状をお書きするなど、診断書に「痛い部位」が確実に反映されるよう、徹底的にサポートいたします。
まとめ:少しでも違和感があれば、全て医師に伝えましょう

交通事故の怪我は、「一番痛い場所」の陰に、多くのダメージが隠れています。
- 診断書に書かれていない部位の治療費は「全額自腹」になる
- 「ついでに腰も治療して」は保険会社には通用しない
- 痛い部位の追加は、事故から「1週間〜10日以内」がタイムリミット
- 遠慮せず、違和感のある場所はすべて箇条書きにして医師に伝える
「あの時、ちゃんと腰も痛いと言っておけばよかった…」と後悔しても、時間を巻き戻すことはできません。診断書の記載漏れは、被害者が陥るミスの中でもトップクラスにダメージが大きいものです。
もし今、事故から数日経って「別の場所も痛くなってきた」と感じているなら、手遅れになる前に、今すぐゆげ接骨院(鶴ヶ峰)へご相談ください。
私たちがあなたの痛みの全体像を把握し、正当な治療と補償が受けられるよう、病院受診のアドバイスから根本治療まで全力で伴走いたします。
