【交通事故治療】接骨院には毎日通ってもいいの?

「毎日通うのは迷惑?保険が下りない?」
そんな心配は無用です

交通事故の治療を開始された患者様から、よくこのような質問をいただきます。

「早く治したいけど、毎日通ったら保険会社に『通いすぎだ』と怒られませんか?」
「接骨院の先生に『また来たの?』と迷惑がられないか心配で…」

真面目な方ほど、このように遠慮してしまう傾向があります。

しかし、声を大にしてお伝えします。交通事故の怪我(むちうち等)を本気で治したいのであれば、「遠慮」は一番の敵です。

特に事故直後の数ヶ月間は、通院頻度が治療の結果(完治するか、後遺症が残るか)を決定づけると言っても過言ではありません。

今回は、なぜ頻繁に通うことが重要なのか、医学的な視点と補償の視点の両方から解説します。

目次

結論:最初の3ヶ月は「毎日〜週3回」が理想!頻度が高いほど早く治る理由

結論から申し上げますと、事故から最初の3ヶ月間(急性期〜亜急性期)は、「可能な限り毎日、少なくとも週に3〜4回」の頻度で通院していただくのが理想的です。

「えっ、そんなに通うの?」と驚かれるかもしれません。

しかし、交通事故の衝撃で深部の筋肉や神経が傷ついている状態は、いわば「重傷」です。

スポーツ選手が怪我をした時、復帰に向けて毎日リハビリを行うのと同じで、むちうちも集中的にケアを行うことで、回復スピードが劇的に早まります。

自賠責保険のルール上も、「必要性があれば毎日通院しても問題ない」ことになっていますので、安心してご来院ください。

人間の体には「戻り」がある。週1回では「現状維持」が精一杯なワケ

なぜ間隔を空けてはいけないのでしょうか?

それは、人間の体に備わっている「恒常性(ホメオスタシス)」という機能が関係しています。

簡単に言うと、「今の状態を維持しようとする力」です。 事故に遭って体が歪み、筋肉が固まってしまうと、脳は不幸にも「その悪い状態が普通だ」と誤認してしまいます。

治療を受けて筋肉をほぐし、良い状態に整えても、時間が経つと脳は「元の悪い状態に戻そう(戻り)」と指令を出します。

週に1回しか治療しないと、次の治療までの6日間にすっかり元の悪い状態に戻ってしまい、またゼロからのスタートになります。これでは「一歩進んで一歩下がる」の繰り返しで、いつまで経っても良くなりません。

しかし、週に3〜4回治療を行えば、「悪い状態に戻りきる前」に次の治療を重ねる(上書きする)ことができます。

これを繰り返すことで、脳に「良い状態こそが普通なんだ」と覚え込ませることができ、初めて「回復」へと向かうのです。

治療のステージ別・推奨頻度(急性期・回復期・安定期)

もちろん、ずっと毎日通う必要はありません。身体の回復ステージに合わせて、徐々に頻度を減らしていくのが一般的です。

  • 【ステージ1】急性期(受傷〜1ヶ月):
    毎日〜週4回 痛みが強く、炎症が激しい時期。毎日アイシングや電気治療(ハイボルテージ)を行い、炎症を鎮火させることが最優先です。
  • 【ステージ2】回復期(1ヶ月〜3ヶ月):
    週3〜4回 炎症が収まり、手技療法で筋肉をほぐし始める時期。ここで間隔を空けるとすぐに固まるため、集中的なリハビリが必要です。ここが勝負の分かれ目です。
  • 【ステージ3】安定期(3ヶ月以降):
    週1〜2回 痛みが落ち着いてきた時期。再発防止のためのメンテナンスや、ストレッチ指導などを行い、治療の卒業(治癒)を目指します。

毎日火曜メリット

毎日通うメリット①:日替わりの体調変化に即座に対応できる

むちうちは「日によって症状がコロコロ変わる」のが特徴です。

「昨日は首が痛かったけど、今日は頭痛がひどい」 「雨が降る前だからめまいがする」

毎日通院していれば、その日の体調の変化をすぐに先生に相談でき、その日の状態にベストな治療(今日は首中心、明日は電気を弱めになど)を受けることができます。 このきめ細やかな対応こそが、早期回復のカギです。

毎日通うメリット②:慰謝料や後遺障害認定で「有利」になる

治療面だけでなく、補償面でも大きなメリットがあります。 以前の記事でもお話ししましたが、交通事故の慰謝料は「実通院日数(実際に通った日数)」をもとに計算されます。

極端な話、同じ3ヶ月治療しても、

  • 週1回通った人(合計12日):
    慰謝料が少ない、早期打ち切りのリスク大
  • 週4回通った人(合計48日):
    慰謝料がしっかりもらえる、後遺障害の認定でも「真面目に通った」と評価される

という大きな差が生まれます。 「痛いのに我慢して通わなかった」というのは、誰も評価してくれません。

しっかりと通院実績を作ることが、あなた自身を守ることにつながります。

保険会社から「通いすぎ」と言われたらどうする?

稀に、保険会社の担当者から
「毎日通う必要はないのでは?」
「週2回くらいに減らしてください」
と言われることがあります。

しかし、治療の必要性や頻度を決めるのは、保険会社ではなく「医師(および施術者)」です。

痛みがあって辛いのであれば、堂々と「まだ痛みが強く、先生からも毎日来るように言われています」と伝えてください。

もしそれでもしつこく言われる場合は、当院にご相談ください。
保険会社に対して、治療の必要性を専門的な立場から説明いたします。

まとめ:鶴ヶ峰で夜遅くまで通えるゆげ接骨院が、あなたの回復を支えます

「毎日通いたいけど、仕事があるから物理的に無理…」 という方も多いと思います。

だからこそ、鶴ヶ峰のゆげ接骨院は「夜20:30まで受付」「土曜も診療」という体制を整えています。

仕事帰りに15分だけ寄っていただく、それだけで予後は劇的に変わります。

交通事故の治療は、人生のうちのほんの数ヶ月のことです。 この数ヶ月間だけは、自分の身体を一番に考え、集中的に通ってみませんか?

後遺症のない笑顔の生活を取り戻すために、私たちが全力でサポートします。

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この記事を書いた人

旭区鶴ヶ峰のゆげ接骨院の院長の宮崎です。
国家資格である「柔道整復師」の資格を持ち、 
 業界歴20年の経験に基づいて
 交通事故についての情報を配信していきます。

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