【交通事故】接骨院の治療費は本当に0円?

治療費が心配で
通院を我慢していませんか?

「交通事故に遭って首が痛いけれど、今月は出費が多くて病院代が苦しい…」
「接骨院に通いたいけれど、保険が効くのかわからなくて不安」

交通事故の被害に遭われた患者様から、このような相談を受けることがよくあります。

予期せぬ事故で車が壊れ、仕事も休まなければならず、その上治療費までかかってしまうとなると、経済的な不安は計り知れません。

しかし、ご安心ください。

交通事故による怪我の治療は、一般的な健康保険の治療とは異なり、原則として患者様の窓口負担は「0円」です。

この記事では、なぜ無料で治療が受けられるのか、その仕組みである「自賠責保険」について、そして多くの人が抱える「お金の誤解」について、専門家の視点からわかりやすく解説します。

目次

結論:交通事故の被害者は、原則「窓口負担0円」で通えます

結論から申し上げますと、あなたが交通事故の「被害者(過失が0、または相手より少ない)」である場合、接骨院での治療費は相手方の保険会社が負担するため、あなたが窓口でお財布を開く必要はありません。

これは、病院(整形外科)だけでなく、国家資格を持った施術者がいる「整骨院・接骨院」も同様です。

  • 初診料・再診料
  • 施術料(手技療法、電気治療など)
  • 湿布やサポーター等の材料費

これら全てが補償の対象となります。「1回数千円かかるのかな…」と心配して、痛みを我慢する必要は全くないのです。

なぜ0円なの?「自賠責保険」の仕組みをわかりやすく解説

なぜ無料で治療が受けられるのでしょうか?

それは、すべての自動車・バイクに加入が義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」があるからです。

自賠責保険は、事故の被害者を救済するための国の制度です。

事故で怪我をさせた側(加害者)は、被害者に対して治療費や慰謝料を支払う義務がありますが、加害者に支払い能力がないと被害者が救われません。

そこで、保険会社が代わりに支払う仕組みになっています。

【自賠責保険の補償限度額】

傷害(怪我)の場合、被害者1名につき120万円まで補償されます。

この120万円の中に、「治療費」「慰謝料」「休業損害」「交通費」などが含まれます。

(※120万円を超えた分については、相手が加入している「任意保険」から支払われるため、自己負担が発生することは基本的にはありません)

治療費だけじゃない!通院にかかる「交通費」も補償対象

意外と知られていないのが「通院交通費」です。
治療費が無料になるだけでなく、接骨院に通うためにかかった交通費も、保険会社に請求することができます。

  • 電車・バスの場合:
    往復の運賃(領収書は原則不要ですが、経路と金額のメモは必要です)
  • 自家用車の場合:
    自宅から院までの距離に応じたガソリン代(1kmあたり15円で計算されることが一般的です)
  • タクシーの場合:
    足の骨折などで公共交通機関の利用が困難な場合や、交通手段がない場合に認められます(領収書が必須です)。

「遠いから通うとお金がかかる」という心配も不要です。しっかりと通院して治すための費用は補償されています。

接骨院に通うと「慰謝料」が減るって本当?(誤解を解消)

「接骨院に通うと、病院に通うよりも慰謝料が安くなる」という噂を耳にしたことがあるかもしれません。
これは大きな誤解です。

自賠責保険の基準において、慰謝料は「通院1日につき4,300円」と定められています。
この計算式は、整形外科に通っても、接骨院に通っても全く同じです。

むしろ、整形外科は待ち時間が長く、仕事帰りに行けないために通院回数が減ってしまい、結果として慰謝料の総額が少なくなってしまうケースがあります。

夜遅くまで開いている接骨院を併用し、しっかりと通院回数を重ねる方が、身体の回復も早く、正当な慰謝料を受け取れる可能性が高まります。

0円にならないケースはある?(注意点)

原則0円とお伝えしましたが、例外的に費用がかかるケースがいくつかあります。

  1. あなたの過失が100%の場合
    あなたが信号無視をして追突したなど、相手に全く非がない場合は、相手の自賠責保険は使えません。この場合は、ご自身の「人身傷害保険」を使うか、健康保険(3割負担)を使って治療することになります。
  2. 相手が自賠責保険に入っていない場合
    車検切れなどで相手が無保険の場合です。この場合は「政府保障事業」という制度を利用します。
  3. 健康保険を使わなければならない場合
    ご自身の過失割合が高い(7割以上など)場合、自賠責保険の枠(120万円)を残すために、保険会社から「健康保険を使ってください」と言われることがあります。

ご自身の事故がどのケースに当てはまるか分からない場合は、当院にご相談いただければ確認いたします。

面倒な請求手続きは不要!「一括対応」とは

「治療費が後払いだったら、一時的に立て替えなきゃいけないの?」 と不安に思う方もいるかもしれません。

基本的には「一括対応(いっかつたいおう)」という仕組みにより、立て替えは不要です。

手順は簡単です。

  1. 相手方の保険会社担当者に電話をする。
  2. 「〇〇接骨院に通院します」と伝える。
  3. 当院の電話番号を伝える。

これだけで、保険会社から当院に直接連絡が入り、治療費の請求は当院と保険会社の間で行います。

患者様は、面倒な書類作成や請求手続きをすることなく、治療だけに専念していただけます。

まとめ:お金の心配をせず、体の回復に専念してください

交通事故の治療において一番大切なのは、「事故直後の早い段階で、適切な治療を十分に受けること」です。

お金の心配をして治療を先延ばしにしたり、痛みを我慢して通院を減らしたりすると、数年後に「雨の日になると首が痛む」といった後遺症に悩まされることになりかねません。

当院での交通事故治療は、基本的に窓口負担0円です。

「私の場合はどうなるの?」
「保険会社への連絡の仕方がわからない」

そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。

当院は、治療だけでなく、保険の仕組みや手続きについても熟知しています。あなたが損をすることなく、安心して治療を受けられるよう全力でサポートいたします。

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この記事を書いた人

旭区鶴ヶ峰のゆげ接骨院の院長の宮崎です。
国家資格である「柔道整復師」の資格を持ち、 
 業界歴20年の経験に基づいて
 交通事故についての情報を配信していきます。

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